中國の博物館 過去10年間に年間200以上増加
ソース:中國國際放送局作者: 2025-04-18 09:45
中國東部に位置する浙江省杭州市で15日、「博物館管理能力構築?向上のための國際研修クラス」の開幕式が行われました。開幕式で明らかになったところによりますと、中國は博物館の急速な発展期を迎えており、過去10年間で博物館數が年間平均200以上のペースで増加しているとのことです。
「博物館管理能力構築?向上のための國際研修クラス」は同市の西湖湖畔にある中國シルク博物館で行われ、中國國家文物局、世界遺産委員會の諮問機関である文化財保存修復研究國際センター (ICCROM)、アジア文化遺産保護連盟(ACHA)の共催によるもので、20カ國および中國の香港?マカオ特別行政區から博物館分野の仕事に従事する37人の學蕓員が參加しています。
中國國家文物局の羅文利副局長は開幕式で基調演説を行ない、「2023年末時點で中國の博物館総數は6833に達し、うち國家クラスの博物館は1662となっている。総數ではドイツを上回り、米國に次いで世界第2位となった。これらの博物館は中國國內300以上の地域や都市をカバーしており、平均20萬6300人に1カ所の博物館を保有している」と紹介しました。
文化財建築と遺跡類博物館を除き、全國で無料開放されている博物館は目下6248に達し、博物館総數の91%以上を占め、その恩恵を受けた來館者數は累計で延べ100億人余りに上り、博物館の無料開放サービスを享受する人口が世界で最も多い國となっています。
また、中國は専門的な研究を堅持し、科學技術の応用を重視しています。全國の博物館は1年間に3547件の科學研究プロジェクトに著手し、文化財所蔵品9萬8600點(セット)を修復し、文化財の保存狀況を効果的に改善しました。このほか、中國國家文物局はスマート博物館の建設と文化財資源データベースの構築を強力に推進し、1億800萬點(セット)の國有の移動可能文化財の情報のデジタル化を実現し、関連データの総容量は140テラバイト(TB)を超えました。
編集:董麗娜
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