中國中部地域初の自動車博物館、湖北省十堰市にオープン
ソース:新華社作者: 2025-04-09 16:31
東風汽車博物館のロビーを飾るテーマレリーフ。(資料寫真、十堰=新華社配信)
?中國湖北省十堰(じゅうえん)市で3月26日、中部地域初の自動車博物館「東風汽車博物館」がオープンした。かつての第二汽車製造廠の歴史的な工場跡地を改造して建てられ、中國自動車産業の発展の歴史を2千點以上の展示品を通じて體系的に紹介している。
博物館は「中國自動車産業発展史」を語りの軸として、工夫を凝らした五つのテーマ別展示エリアを設置。中心的な展示品には、國防建設の歩みと共にあった「東風」EQ240型軍用トラックの第1世代や工業力を象徴する國內初の1萬トン級鍛造プレス、産業構造の転換を物語る武漢市で最初に発行された新エネルギー車専用「緑色ナンバープレート」がある。來館者はデジタル模型を通じて、山間の小さな町から「中國のトラックの都」に変貌を遂げた十堰市の劇的な変化を直感的に理解することができる。
東風汽車博物館で展示された中國産初代軍用トラック「東風」EQ240。(資料寫真、十堰=新華社配信)
第二汽車製造廠は1969年に湖北省の十堰で著工し、同年12月には十堰が正式に市となり、「都市と工場の共同建設」の歴史が幕を開けた。現在では、第二汽車製造廠を前身とする東風汽車集団が同地に中國初の獨自モデルの自動車産業拠點を築き、地元に包括的な自動車産業チェーンが徐々に形成されていった。
中國の自動車業界団體、中國汽車工業協會の付炳鋒(ふ?へいほう)常務副會長は同博物館について「産業遺産の保護と文化観光を融合させた革新的な取り組み」と語った。
編集:董麗娜
文章と寫真の著作権は元の作者に屬します。侵害があれば、削除に連絡してください。